kaip-memo

小学校の先生です。1児の父です。仕事のこと、育児のこと、家事のことなどを書きます。

【家事】大掃除

 

 


大掃除をしました。

 

我が家では、家事も分担、大掃除も分担しています。

 

ちなみに、私の大掃除の分担場所は、お風呂場、トイレ、キッチンなどです。

 

掃除の中で、私の大好きな掃除があるので、今日はそれを紹介します。

 

やったことがない方は、是非やってみてください。

 

病みつきになりますよ。

 

 

 

私の大好きな大掃除は…

 

私の大好きな掃除は、ガスコンロの五徳掃除です。

 

五徳っていうのは、ガスコンロについている金属の部品です。

 

↓これです。

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アップにすると、こんな感じです。↓

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頑固な油汚れがついていて、ベトベトの五徳です。

 

洗剤をつけて、金だわしでこすっても、なかなかきれいにならず、面倒な掃除だと思っていました。

 

ところが、ある方法を知り、実践してみると、簡単に汚れが取れるようになり、その気持ち良さから大好きな掃除になりました。

 

その方法とは…

 

重曹で煮る』です。

 

用意するもの

 

用意するものは、

  1. 大きめの鍋かフライパン
  2. 重曹(大さじ3杯くらい)
  3. 金だわし

だけです。

 

手順

 

はじめに、大きめの鍋かフライパンに水を多め(沸騰させたときにこぼれない程度)に入れ、沸騰させます。

 

沸騰したら、大さじ3杯の重曹を入れ、溶かします。

 

重曹が溶けたら、五徳をその鍋・フライパンに入れ、煮ます。

 

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(我が家は、大きい鍋やフライパンがなかったので、小さい鍋で代用しました。全面を煮ることができなかったので、くるくる回転させながら煮ました。)

 

20分ほど煮て、あとは、金だわしでこすります。

 

やけどに注意です。

 

水をかけて少し冷ましてからでも大丈夫です。

 

金だわしで磨き終わった五徳がこちらです。↓

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アップにすると、こんな感じです。↓

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あぁ〜スッキリしました。

【教室】年賀状

 



 年賀状を、書き終えました。

 

担任しているクラスの子どもたちには、ちょっと一工夫をして書きました。

 

(昔、何かの教育雑誌で見つけたアイデアを参考にしています。)

 

冬休み明け、学校に来るのが少しでも楽しみになるといいなと思って実践しています。

 

 

 

 

書いたこと① 感謝のメッセージ

 

 

書いたことの一つ目は、感謝のメッセージ(もしくは、子どもの素敵なところ)です。

 

「たくさん面白いお話を聞かせてくれて、ありがとう。」

「みんなの意見をよく聞いて、まとめてくれて、ありがとう。」

「音楽集会では、鍵盤ハーモニカの指番号を教えてくれて、ありがとう。」

(↑私は、ピアノがほとんど弾けないので、子どもに教えてもらいました。)

など、子どもたちへの感謝の気持ちを一言、書きました。

 

書いてみて、改めて、子どもたちのおかげで気持ちのよい一年を過ごすことができたのだなぁと感じました。

 

 

書いたこと② 謎の一文字

 

 

子どもたちの年賀状には、○で囲まれた謎の一文字が書いてあります。

 

実は、この一文字、クラスの全員の文字をつなげるとメッセージになっています。

 

冬休み明け初日に、黒板に自分の年賀状に書いてあった文字を書いてもらい、メッセージがわかる仕組みです。

 

「なんだ、この文字は?」と、子どもは不思議に思うはずです。

 

 

書いたこと③ この年賀状を持ってきてね。

 

 

何年か前から、このメッセージができあがる仕組みで、年賀状を書いているのですが、困ったことが起こります。

 

それは、子どもたちが書いてあった文字を忘れてくる、ということです。

 

考えてみれば、当たり前のことで、約1週間前に届いた年賀状に書いてある、謎の一文字なんて、忘れてしまいます。

 

なので、今年は、「1月7日にこの年賀状を学校に持ってきてね。」と、付け足してみました。

 

メッセージが、きれいにできあがるか楽しみです。

 

 

 

以上、年賀状についてでした。

【教室】個人面談 小技5選

 

 

 

個人面談が、終わりました。

 

若い頃は、何を話したり見せたりすればいいのかわからず、困っていました。

 

しかし、最近は、自分も楽しく、保護者の方々にも喜んでもらえるようになってきました。

 

誰かの役に立つといいなと思ったので、書いてみます。

 

 

 

 

小技① 読書コーナー


これは、小林大介さんのFacebookへの投稿にアイデアをいただいたもの。

 

育児・教育関係の本を廊下に置いておきます。

 

あと、学級通信を綴じたもの。

(今年は、今のところ55号。)

 

もう一つ、日頃、私が素敵だなと感じた子どもたちの行動を撮った写真を綴じたもの。

(1日1枚以上撮ってます。一言、言葉を書き足し、価値付け。子どもたちに見せて話して、教室に掲示しています。)

 
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廊下での待ち時間に、パラパラとめくってくださったり、昨年度は、本を借りていかれたりする保護者の方もいらっしゃりました。

 

 

小技② 写真プレゼン

 

これは、鈴木優太さんのFacebookへの投稿にアイデアをいただいたもの。

 

一人一人のフォルダを作り、日々撮りためた子どもたちの写真を分別し、お見せします。

 

プレゼン用リモコンを使って、教室のテレビに写真を写しながら、その時のエピソードや、何故、私が素敵だと思ったのか、などをお話します。

 

ちなみに、これが私が使っているプレゼン用リモコン。

 

保護者の方々に、子どもたちの様子が伝わったようで、感謝してくださる方がたくさんいました。

 

一人一人のフォルダが準備されていることに驚き、「先生、マメですねぇ。」と、仰ってくださる方もいらっしゃいました。

 

 

小技③ 飴

 

これは、保護者の方用ではありません。

 

一緒に来てくれるちびっこ用です。

 

低学年(今年は2年生)を担任していると、個人面談に兄弟を連れてきてくれるご家庭があります。

 

そんなときに、飴をあげれば、ちびっことも仲良くなれます。

 

ちびっこも飴を舐めていると、静かですし、ちょっとした気遣いです。

 

トトロのケースに入れておいて、開けてもらってビックリさせています。

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小技④ テスト集計レーダーチャート

 

普段、テストの点数の集計を、付録で付いてくるソフト(てんまるくんと、金ROMとか…)を使って行っています。

 

個人の集計をレーダーチャートの形で出せるので、印刷して、保護者の方にお見せしながら、学習面について話しています。

 

あくまでも、テストの点数についてなので、学習時の様子などは、付け足して話しています。

 

 

小技⑤ BGM

 

これは、雰囲気づくりのために行っていることです。

 

カフェでおしゃべりするように、気軽な感じでおしゃべりできるといいなぁと思っているので、BGMをかけています。

 

今年は、放送室においてあったクラシックの音楽を拝借して、教室でかけていました。

 

調べてみると、もっと適した音楽がありそう(モダンジャズ?ヒーリング?ボサノヴァ?など)なので、来年以降は、使ってみたいと思います。

 

 

 

 

 

以上、個人面談の小技5選でした。

 

今回紹介したのは、あくまでも小技なので、普段から子どもの様子をよく見て、良いなぁと思ったことを伝えることが一番大切だと思っています。

 

「個人面談でこんなことしているよ。」「保護者として、こんな個人面談が良かった。」など、ありましたら、是非教えていただきたいです。

【仕事】仕事と家事・育児の両立①

 

 

 

7月末で育児休暇が終わり、夏休み明け(8月末)から本格的に仕事が再開しました。

 

 

仕事に復帰して1か月が経ちました。

 

 

3か月ぶりの仕事、しかも成績処理のシーズンということで、多少混乱もしましたが、だいぶ落ち着いてきました。

 

 

 

「子どもが生まれると生活リズムが変わる。」と、先輩パパ・ママ方から聞いていましたが、ご多分に漏れず、私も生活リズムが大きく変化しました。

 

 

平日の生活は、以下の通りです。

 

4:00  起床

4:10  体幹レーニン

4:20  ランニング 5km程度

5:00  シャワー、お風呂洗い

5:30  朝食を作る、食べる

6:20  家を出る

7:00  学校に着く、授業準備

8:00  教室へ行く

 

 

17:15 学校を出る

18:00 帰宅

18:15 夜ご飯を作る、食べる

19:00 我が子とお風呂

20:00 寝かしつけ

21:00 就寝

 

 

4時に起きて、21時に寝るようになりました。

 

 

ルーティン化してきたので、この生活が楽で心地良くなってきています。

 

 

 

仕事を効率的に行うために実践していることを記事にしようと思って、書き始めたのですが、寝る時間になってしまった(現在21:05)ので、またの機会に書きます。

 

 

おやすみなさい。

【教室】誰でも簡単♪黒板アート♪

 

 

 

絵を描くのが苦手な先生です。

 

 

小学校の図画工作では、C(がんばりましょう)をもらったこともあります。

 

 

そんな私ですから、黒板にイラスト付きでメッセージを書こうと思っても、なかなか上手くいきません。

 

 

しかし、以前、どこかで、「プロジェクターを使うと、簡単に黒板に絵が描ける。」ということを知り、やってみたいと思っていました。

 

 

来週の月曜日から、夏休みが明け、学校が始まります。

 

 

育児休暇明けの私は、「何か良いインパクトを与えたい。」と考え、黒板アートにチャレンジしてみました。

 

 

 

 

 

 

用意するもの

  • パソコン
  • プロジェクター
  • いろいろな色のチョーク
  • 描きたい絵のデータ

 

 

 

手順

①黒板に絵を写す。

描きたい絵のデータをプロジェクターを使って、黒板に映します。

 

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①気付いたことメモ
  • 大きく映した方がインパクトがある。描きやすい。
  • 部屋を暗くすると、はっきり映る。

 

 

 

②輪郭を描く。

プロジェクターで絵を映しながら、絵の輪郭を白チョークでなぞります。

 

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②気付いたことメモ
  • 明暗がはっきりしている絵の方が、描きやすい。
  • 細かいところが少ない絵の方が、描きやすい。
  • 光を遮らないように、しゃがんだり横から描いたりするといい。

 

 

 

③色を塗る。

プロジェクターで絵を映しながら、絵の色に合わせた色のチョークで、色を塗ります。

 

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③気付いたことメモ
  • チョークにない色を表すのが難しい。(肌色を、赤+青+黄色で作ったけど、微妙。)
  • 同じ色の部分でも、光の当たり具合により明暗があり、それを表現するのが難しい。(ぼかしたり、暗いところは色を塗らなかったりしてみた。)
  • 輪郭を白で塗らず、始めから色チョークを使って描いた方がいい?

 

 

 

④メッセージを書く。

時期や伝えたいことに合わせて書きます。

 

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簡単すぎるクイズ形式にして、子どものツッコミから会話が生まれるといいなと思って書きました。

 

④気付いたことメモ
  • 絵を消すのは大変なので、どれくらいのメッセージ量になるのか考えてから書き始めた方がいい。

 

 

 

感想

 

思っていたよりも簡単に絵を描くことができました。

 

 

かかった時間は、絵を描くのに20分、メッセージを書くのに10分、合わせて30分程度でした。

 

 

慣れてくると、もっと早くなると思います。

 

 

また、行事のときや、節目のときには、描いてみたいなと思いました。

 

 

子どもの反応が楽しみです。

【学び】あつぎごちゃまぜフェスに参加して

 
 
 
2018年8月18・19日(土・日)、あつぎごちゃまぜフェス2018に参加してきました。


懇親会

18日(土)は、懇親会のみ参加させていただきました。


特に心に残ったのは、発達障害があるお子さんの保護者とのお話。


お子さんが保育園で受けた指導という名の体罰


小学校の担任から浴びせられた残酷な言葉…


言葉で表現できなかったり、体調を崩して不登校になったりしたそうです。


発達障害のある子どもが、これほどまでに辛い思いをしているということを知りませんでした。


聞いていて、胸が苦しくなりました。


生きづらさを感じさせているのは誰なのか。


大人です。


しかも、教育に携わっている。


自分自身の言動で、子どもを傷つけてしまわぬよう、今回聞かせていただいたお話を、心に留めておかなくてはならないと思いました。




「1人も見捨てない教育とは」~全ての子どもたちが30年後、幸せにあるための教育~

19日(日)は、一日参加させていただきました。


まずは、西川純先生の講演をお聞きしました。


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その中で、印象に残ったことが2つ。

  • 職員室の教育力低下。
  • 頭の良い人は、人の喜び悲しみに共感できる。人とつながることができる。人の力を借りられる。
職員室の教育力低下

昔の職員室を知らないけれど、おそらくその通りなんだろうなと思います。


事務作業や行事の準備などについては多く話をするけれど、職員室で授業や学級経営について語り合うことって少ないです。


自分自身のキャリアステージを考えれば、まだまだ先輩方から学ぶべきこともたくさんあるし、後輩に教えてあげなきゃいけないこともあるはずです。


授業や学級経営の話で、同僚とのつながりを強めていけるといいなと思いました。


そのためには、自分が悩んでいることや取り組んでいることを話題にあげたり、授業や学級経営の話がしやすい場や雰囲気をつくったりすることが必要なのかなと考えました。


頭の良い人は、人の喜び悲しみに共感できる。人とつながることができる。人の力を借りられる。

自分が思い描いた、具体の頭の良い人もこの要素が当てはまります。


これは、社会に出て仕事をする上で大切になる力でもあります。


それならば、学校教育の中でこのような力を身に付けていかなければならない。


教師として、語ること、価値づけること、気付くこと、手本を見せること…


子どもたちが、社会で幸せに暮らせる力を身に付けられるように、関わっていきたいです。




障害×働く みんなでトーク

深山智美先生、工房小野橋・伊吾田弘さん、日本理化学工業株式会社・佐藤亜紀子さんのお話をお聞きしました。ファシリテーターは、雨野千晴さんでした。


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話を聞いて思ったのは、一緒に働く人の得意や不得意を理解して、働くことが働くみんなにとって居心地の良い職場になるということ。


これって、障害のあるなしに関係なく大切なことだなと思いました。


誰だって得意、不得意があるのだから、お互い様、助け合う、そんな気持ちを大切にしたいです。


また、先日の懇親会の中でも、障害者の方々の仕事に対する賃金について少し話を聞いて、気になっていたので質問してみました。


「障害者の方々は仕事をして、どれくらいの収入があるのか?生活が成り立っているのか?」


障害者の方々の就労の状態を知り、衝撃を受けました。


就労支援作業所A型では、地域の最低賃金に合わせた金額が受け取れるのですが、B型では、工賃という名目になり、月に受け取れるのは1万円程度だそうです。


www.s-agata.com


特別支援教育の下で、障害のある方々が社会で活躍できる可能性を大きくしていくことも大切だし、社会の在り方も変わっていかないといけないように感じました。




みんなで『学び合い』授業体験

授業者は、長崎県の小学校教諭・深山智美先生でした。


教科は、学活。


キャリア教育の授業でした。

  • 自分に合った「仕事」を見つけるにはどうしたらいいでしょうか。
  • 「仕事」を長く続けるためにはどうしたらいいでしょうか。
  • 「仕事」をする時に大事なことは何でしょうか。


3つの質問に対しての自分の答えを書き、3人に説明をしてサインをもらうという課題でした。


実際に企業を周り、話を聞いたことから3つの質問を考えたそうです。


子どもたちの将来につながる学び、そのものだと思いました。


他業種の方、色々な年齢の方とお話をして、自分にはない考え方を知ったり、説明をする中で自分がなぜそのような答えを書いたのか考えたりしました。


また、深山智美先生の語りが優しくも情熱的で、凄みを感じました。


きっと真摯に学び続け、子どもたちとも本気で関わり続けているのだろうなと想像しました。


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自身の在り方や将来につながる学び、生かしていきたいと思います。





スタッフの方々、2日間ありがとうございました。

【教室】ベンチ作りに挑戦!③-組み立て・完成

 

 

 

教室に置くベンチを作成中です。

 

 

これまでの記事はこちら。

kaip68.hatenablog.com

 

kaip68.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

組み立て

 

切断した木材を接着して、組み立てていきます。

 

 

まずは、ボンドを塗ります。

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薄く伸ばして、次の木材をくっつけます。

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これは、簡単です。

 

 

DIYというより、図画工作です。

 

 

ボンドは、普通の木工用ボンドで良いそうです。(ケーヨーデーツーの店員さん談)

 

 

ボンドを付けたら、ネジを打っていきます。

 

 

はじめてのインパクトドライバー。

 

 

技術員さん(鈴木敏裕さん)にやり方を教わりました。

 

  • はじめは、少しずつ回す。
  • あまり端に近すぎるところには打たない。
  • 木が割れてしまうところ、割れては困るところは、先にドリルで穴を開ける。

 

昨日の丸ノコに引き続き、インパクトドライバーもすごく楽しいです。

 

 

はじめて打ったネジがこちら。

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この後も、ボンドを付けて木材を接着、ネジを打つの繰り返し。

 

 

 

完成

 

途中、もう一人の技術員さん(佐藤ふみ子さん)にもお手伝いいただいて、およそ1時間。

 

 

出来上がりました。

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ちょっと長さが合わなかったところもあったけれど、自分で作ったものには愛着が湧きますね。

 

 

記念に1枚。

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ニスを塗ったり、やすりをかけたりする必要があるかもしれませんが、とりあえず完成。

 

 

作り方がわかったので、時間を見つけてあと5脚くらい作りたいと思っています。 

 

 

子どもたちも喜んでくれるといいな。